株式会社ダイム
Dynamic Investigation & Measurement Enterprise

技術紹介

中性化深さ試験(ドリル法)

概要

中性化深さの測定に電動ドリルの削孔粉を用いることで、従来のコアを用いる方法より簡易的に試験を行います。NDIS 3419『ドリル削孔粉を用いたコンクリート構造物の中性化深さ試験方法』として提案されています。

適用

土木構造物、建築構造物のコンクリート面(再生骨材を使用した構造物を除く)

中性化深さ試験の手順

ろ紙に噴霧器等を用いて試験液を噴霧し、吸収させる。

削孔開始前に、試験紙を削孔粉が落下する位置に保持し、コンクリート構造物の壁・柱・梁などの側面を垂直に電動ドリルでゆっくり削孔する。落下した削孔粉が試験紙の一部分に集積しないように試験紙をゆっくり回転させる。

落下した削孔粉が試験紙に触れて赤紫色に変色したとき直ちに削孔を停止する。

ノギスのデプスバーと本尺の端部を用いて孔の深さをmm単位で小数点以下1桁まで測定し、中性化深さとする。

削孔した孔は、試験終了後にセメントペースト、モルタル等を充てんして修復する。

特定箇所の中性化深さを求める場合は、削孔3個の平均値を算出し、小数点以下1桁に丸めて平均中性化深さとする。削孔3個の値はそれらの平均値との偏差(個々の値-平均値)/平均値×100が±30%以内でなければならない。
いずれかの値の偏差が±30%を超える場合は粗骨材の影響が考えられるため、新たに1孔を削孔し4個の平均値を求めて平均中性化深さとする。4個目の値の偏差が最初の3個の平均値に対して±30%を超える場合は、更に1孔を削孔し5個の平均値を平均中性化深さとする。

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