業務内容

業務を通じて社会的存在意義・社会貢献を行えていることに誇りを持ち、”継続して成長できる会社”を目指しています。

業務内容一覧

全国に存在する約1万本のトンネルは平成24年に起きた笹子トンネル天井板落下事故を踏まえ、国が定める統一的な基準により5年に1度、近接目視による全数監視を実施することとなりました。
弊社はこれに基づく初期点検から定期点検、また、詳細調査の現場作業からデータの取りまとめまで一貫してご対応致します。

全国約70万の橋梁のうち、建設後50年を経過した橋梁の割合は10年後には約半数といわれております。トンネルと同様に橋梁においても国が定める統一的な基準により5年に1度、近接目視による全数監視を実施することとなりました。弊社は道路橋点検士取得者が在籍しており、現場作業および点検調書の作成を行います。

ダム総合点検は、長期的な経年変化状況や構造物内部状態等に着目し、健全度について総合的に調査および評価し、その結果得られる維持管理方針を日常管理や定期検査等に反映させ、効果的・効率的な維持管理を実現する事を目的としています。弊社は国土国交省の『ダム総合点検実施要領・同解説』の現地調査や追加調査にご対応致します。

基幹的水利施設の相当数は戦後から高度成長期にかけて整備されてきたことから老朽化が進行しており、近年、標準的な耐用年数を経過している施設が数多く存在しております。弊社は農林水産省の『農業水利施設のストックマネジメント』の取組みの一環である機能診断業務にご対応致します。

堤防・護岸に代表される海洋保全施設については、戦後、伊勢湾台風(昭和34年)等による大規模な高潮被害等を契機として整備された施設が多く、築後50年を経過した施設が2010年では約4割であるが、2030年には約7割に達すると見込まれ、老朽化した施設が急増しています。

最盛期に施工されたモルタル吹付法面は現在30~40年が経過し老朽化が深刻となっており、補修・補強が必要な時期を迎えております。弊社は現状における吹付背面の空隙や地山性状(土砂部・滞水部等)、モルタル吹付の表面はく離などを各調査手法により総合的に把握し、補修・補強設計の一翼を担います。

道路舗装の陥没は直ちに第三者被害に繋がる重大な社会問題です。昨今の集中豪雨による冠水や地下埋設物の老朽化に伴い、舗装下の路盤・路床の流出や吸い込みを原因とする空洞が発生し、陥没を引き起こしております。弊社では地中レーダ探査により、地下埋設物の位置や陥没に繋がる空洞箇所の検出を図り、第三者被害を未然に防ぎます。

擁壁、建築構造物等の老朽化診断に各種手法を用いてご対応致します。建築構造物については平成20年4月1日施行の建築基準法関連の改定により、外壁のタイル等の劣化及び損傷を調査する手法として、熱赤外線調査が広く知られるようになりました。弊社はこれまで培ってきた知識・経験をもとに解析・評価を行います。

構造物設計・施工に必要な地盤状態(性質・強度等)を把握するため、各種物理探査・各種物理検層によりご対応致します。弊社は創立時において物理探査会社を母体としており、ニーズに対して多岐にわたる調査手法から最適なものを検討し、ご提案することも可能です。

鋼矢板、鋼管杭、PC杭、場所打ち杭、松杭の根入れ調査を行います。杭の種類や現場条件によって最も適切な調査手法を採用致します。複数手法の組み合わせにより、その精度を高めることが可能であるため、ご予算等に応じてご提案させて頂きます。