打音検査

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概要

コンクリート部材、附属物(ボルト等)、タイルなどの表面をハンマーで叩き、音の違い(清音・濁音)でうき・はく離箇所を特定します。

適用

現地調査で把握したうき・はく離箇所について応急措置・対策の要否の判定を行います。はく落の恐れのあるうき・はく離はただちに叩き落とします。

打音検査例

うき・はく離が発生しやすい打継目・目地部およびその周辺に対して重点的に実施します。
附属物を取り付けるボルト、ナット等に対しても実施します。

吹付けコンクリートやタイルの打音検査では打診棒も併用します。

打音検査が必要な変状例

はく落の恐れのあるうき・はく離はハンマー等で叩き落とします。
<写真上>叩き落とし前
<写真下>叩き落とし後

鉄筋コンクリートの場合、鉄筋腐食によってコンクリート片が押し出された状態になり、うき・はく離が発生します。また、このコンクリート片が落ちた後の状態がはく落です。

<写真左>鉄筋腐食によりコンクリート片にうき・はく離が発生していたため叩き落としを行った状態です。
<写真右>鉄筋が露出している箇所は応急措置として防錆処理を施します。

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