騒音・振動測定

概要

さまざまな要因における振動・騒音を計測致します。波形データ収録・解析を行うことで設計・施工管理の一端を担います。

適用

建設工事等に伴う環境振動・騒音計測 岩盤掘削に伴う発破振動計測 耐震・免震・制震設計に用いる常時微動計測

振動・騒音計測紹介

環境振動・騒音計測

建設工事等に伴って発生する振動・騒音により、周辺環境への影響は重大な社会問題です。そのため振動規制法・騒音規制法により規制値が設定されるとともに都道府県においても環境条例が設けられ、工事時の計測管理が義務付けされています。 右図のような計測方法により、統計処理および周波数分析を行い、整理・評価致します。

発破振動計測

トンネルおよび造成工事における岩盤の掘削には発破が不可欠です。その際、掘削箇所に近接して既設構造物が存在する事が多く、発破振動による影響が懸念されます。そのため既設構造物に対する発破振動の影響について事前に十分な検討を行い、施工時において発破振動計測を行う事が重要です。 右図のような方法により計測管理・評価致します。

常時微動計測

地表付近に常時存在している微振動を計測し、地盤固有の振動特性による周期スペクトルを求めることにより、工学的な地盤種別を評価します。この結果により地震時におけるその地盤の揺れ方を推定できることから、高層建築や耐震・免震設計に用いられます。 右図のような波形データを収録し、解析・評価を行います。