橋梁点検・調査
点検・調査概要
全国約70万の橋梁のうち、建設後50年を経過した橋梁の割合は10年後には約半数といわれております。トンネルと同様に橋梁においても国が定める統一的な基準により5年に1度、近接目視による全数監視を実施することとなりました。弊社は道路橋点検士取得者が在籍しており、現場作業および点検調書の作成を行います。
点検・調査手法
- 橋梁点検車による各部位、部材および附属物の近接目視点検、打音検査(第三者被害の観点から叩き落とし)
- 覆工コンクリート材料試験から、配筋調査、超音波によるひび割れ深さ測定等
- 熱赤外線調査による壁高欄、床版、桁部のうき、はく離箇所検出
調査例
橋梁点検車での目視点検・調査
橋梁の下床部や支承部は主に高所作業車で近接目視点検・調査を行います。弊社には高所作業車技能講習取得者が多数おります。
コア採取による詳細調査
橋脚や桁部の構造的に支障をきたさない場所を選定し、コア採取などの詳細調査を行います。
熱赤外線調査による詳細調査
壁高欄、床版、桁部等のうき・はく離箇所を熱赤外線調査により検出致します。